昭和27年9月に日本板硝子が製造開始した、型板ガラス「梨地」のフレームです。
型板ガラスは、ロールアウト法という製法で作られています。
2本の水平なロールの間に、溶解したガラスを通して板ガラスを作ります。片方(下側)のロールに模様を彫刻することで、片面に模様が刻まれ、型板ガラスができるのです。
昭和30年代半ばの高度経済成長で、都市部に人口が集中し、住宅様式も変化し、また密集して建てられることで、型板ガラスは大ブームを巻き起こします。家と家の間隔が狭くなり、プライバシーの問題が発生し出したからです。光は取り入れるけれど、適度に視線をさえぎることができるので、型板ガラスの需要が高まりました。昭和40年代の終わりまで各メーカーがこぞって新柄を発売し「型模様戦争」と呼ばれる程だったそうです。
お部屋のアクセントとして壁に立てかけたり、明かり取りとして建具に取り付けたり、キッチンの目隠しとしてなど、レトロガラスはまだまだ人気です。
●サイズ(多少の誤差はご理解ください)
タテ 840㍉、ヨコ 328㍉
木枠の厚さ 14㍉
ガラスの厚さ 2㍉
●使用上問題はありませんが、気になるところ
¥3,240
(税込)
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昭和レトロな家具と雑貨
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